ヒラメ釣り 大洗沖「下駄を履くまで判らない!」

ヒラメ釣り 大洗沖「下駄を履くまで判らない!」

今年初めてのヒラメ釣りに山正丸に行きました。 実は大原に鰯の群れがいて、「渡りヒラメ」が回遊しているので、そちらを予定していたのですが、22/23日は出船しないと言うので、急遽大洗に変更したのです。

大洗は、今年9.8kgが上がるなど大物ヒラメの宝庫ですが、小物ですがアタリが多い大原に、大物も混じるこの時期の大原をためしてみたかったのです。 残念!

IMGP3946 鰯の積み込み

 

山正丸は、5時5フンに離岸し、大興丸で餌の鰯を積み込みました。 鰯は、瀬戸内海から来るそうで、@160~170円になるそうです。 100匹余りを積み込んで、大洗沖のポイントを目指します。 気温は2℃、50分近く走って、第一投です。 少し経つと日の出を迎えたので、写真を撮りました。

IMGP3947 日の出

 

この日は、水温が下がり10℃を下回ったためか、船長の言う底荒れかで、魚の活性が低く、船中第1号で竿を絞ったのは、私に釣れた33cmのアイナメでした。

8時半頃、胴中の釣り人にヒラメのアタリがありましたが、バラしてしまったそうです。 右舷ミヨシの釣り人が1尾2kg強のヒラメを釣り上げましたが、私には全くアタリがありません。 なんとかアタリを出そうとタナを取り直したり、竿を動かしたりするのですが、根掛かりしてハリスを交換する事があるだけで、鰯に歯型も付きません。

船長もなんとか釣らせようとポイントを移動して、アタリをだそうと努力するのですが、音なしです。 10時半を過ぎた頃、右舷ミヨシの釣り人が2尾目を釣り上げ、私も気持ちが焦るのですが、魚信は全く来ません。 「何が違うのだろう?」と彼のやり方を見ていると彼も底を探っています。 タナを高くはしていません。 しかし、竿先を頻繁に動かしています。 それと彼が潮上で、彼の方が先にポイントに入ります。 私は艫ですから、出きるだけ探るポイントをズラすようにする事と頻繁に動かすことにしました。 しかしこれに気が付いたのは、11時過ぎです。 12時の沖上がりまでもう50分足らずです。 頑張らないとと思っても、睡眠不足と疲れで諦めの気持ちも少し出てきて、欠伸の頻発です。

11時40分頃、胴の間の釣り人が2kg位のヒラメを釣り上げ、大喜びとなりました。 それで少し気合が入り、錘を底に着け、探っているとコツンとアタリがあり、連続的にコツンコツンと来たので、竿先を上げリ-ルを巻くと大アイナメが上がってきました。 50cmオ-バ-の良型です。 やはり魚はいるのだ! 活性が低いので、上のタナでは追ってこないと理解し、残り10分! 急いで鰯を付けて、投入しました。

残り10分を切っているし、アイナメ2匹が今日の釣果となることを99%納得しかかったその時、ゴンゴンとヒラメの魚信が来たのです。 時間も無いし、そっと竿を立てると針掛りしたようなので、ゆっくり巻いてくるとうれしいかな、写真のヒラメです。 型は小さいが、ヒラメ(47cm)です。 これでやっとボウズ脱出! そして沖上がりとなりました。 ボウズの不安感に一日中さらされた疲れと満足感でどっと座りこんでしまいました。

IMGP3950 釣果

 

次は記録更新(75cm以上)を目指して、3月に行くぞ!