おがさわら丸での船旅で父島へ!
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サラリ-マン時代は時間が取れず、行くことができなかった小笠原諸島・父島に、ついに行くことにしました。
東京から南に1000km離れているが、飛行場はありませんから、超VIPなら飛行艇で行くことも可能ですが、普通の人は不定期のにっぽん丸等の観光船か小笠原海運のおがさわら丸で行くしか方法がありません。
おがさわら丸は、2か月前の同日に予約開始となるので希望日2か月前の受付開始時刻キッカリに電話したのですが、既に話中で繋がりません。 リダイヤル機能を使って繰り返しダイヤルし、15分後にやっと繋がって、往復の希望船室や父島での宿泊施設を申し込んだら、いずれも既にイッパイで、宿は民宿となり、往路の部屋は1等船室4人部屋となりました。 帰路は、希望通り特等D室で良かったのですが。
しかし、実際に行ってみなければどんなところか判らないので、先ずは予定することにしました。 そして神戸に行ったり、鹿児島に行ったりしているとあっと言う間にその日が来てしまいました。
竹芝桟橋でおがさわら丸に乗り込む
なんとなくウキウキします
レインボウブリッジを通過
東京湾内は、3時間かけてゆっくり航行
フルスピ-ドなので、長い航跡が出る
二見港 集合場所 くじら!
停泊中のおがさわら丸
我々の小笠原滞在中は、二見港に居ましたが、トップシ-ズンは着発を繰り返し、乗客をピストン輸送します
左:おがさわら丸、右:ははじま丸
二見港に停泊中のふじ丸
この航海がLast Voyageで、今後は売却か廃船の運命だそうです
1989年4月就航、23235屯、全長167m、全幅24m、乗客定員600名
ふじ丸出港後、入れ替わるように停泊した にっぽん丸
2010年3月リニュ-アルデビュ-
21903屯、全長167m、全幅24m、乗客定員523名
乗客は、ここから二見港まで漁船で送迎してもらいます
島での3泊4日は、あっと言う間に過ぎてしまいます。 最終日は、おみあげを買ったり、送ったりで時間が過ぎ、大神山神社にはいけませんでした。
二見港待合室の様子、 切符を受け取り、乗船名簿を書いて、皆さん早くから並んでいます。
乗船の様子
太鼓を敲いて、皆さんが「行ってらっしゃい!」と送ってくれます。
お世話をしてくれた船長さんが、おがさわら丸と伴走 し、港の外まで見送ってくれます
最後にスタッフが海に飛び込んで、お見送りです
父島諸島が直ぐにこんなに離れてしまいました
この旅行中、ずっと楽しみにしていた「太平洋に沈む夕日」は、この日も見れませんでした。 残念ですが、雲に阻まれたのです。
線内に設置された自販機、いくつかあります
飲料120円、ビ-ル240円からと通常価格です
持ち込みの必要はありません
給湯機、 これが有るのでドリップコ-ヒ-やカップ麵も楽しめる
部屋に洗面、トイレ&シャワ-があり、バスロ-ブで寛げる
東京湾に入り、ぐっと減速した時の航跡
大日本土木設計の随縁CC竹岡コ-ス
1000kmは、遠いが25時間半の航海で行けるので、過ごし方を工夫すれば苦にならない。 天候がもう一つ良くなかったので、楽しみにしていた日の出や日没は雲で見る事ができなかったのは、残念!
また、船の航路と伊豆七島や婿島諸島は離れており、帰路には遠くに見えたが、往路は存在すら確認できなかった。 しかし東京湾内は左舷/右舷側とも肉眼で良く見えるので、景色を楽しめる。
また小笠原諸島に行くことがあれば、今度は母島に滞在してみたい。