剣崎沖ワラサ釣り
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今年も東京湾のワラサ釣りが開幕し、フィ-バ-の様相を呈している。 平日といえどもポイントに30隻位の船が集結し、土日には更に船数が増え、一船に20人以上の釣り人が乗り込むことになる。 昔、松輪港に土曜日釣りに行って、港横の広い駐車場に車が入りきれなくて、港に向かう道路にも車と人があふれかえしているのを見て、驚嘆したのが忘れられない。
この釣りは、元来秋の釣りで9~10月に釣っていたのが、年々早くなり、イナダの兄貴に成長したブリっ子[ワラサ]が釣れだすと釣り人が殺到するのです。 私もその一人ですが。
当日は、家を2時出発し、船宿に3時35分に着くと既に釣り人が7人来ていて、左右の艫とミヨシの席は、埋っていました。 南風で朝は下げ潮、左舷が有利かとも考えましたが、空いている右舷の艫から2番目に席を取り、出船の5時を待つことにしました。
続々と車が来て、4時には全員集まったので、順次船に移動し、準備を整えます。 ビシはサニ-80号、ハリスは6Mで、先ず6号でやってみることにしました。 チモトにパ-ルとKムラのビ-ズを入れた自作の仕掛けです。 5時半港前に待機した僚船と一斉にスタ-トし、ポイントの剣崎沖に向かいます。 潮周りして、5時46分「さあ、始めて!」の船長の合図で釣り開始です。
底立ちを取り、9M上げたところで待っていると早速魚信が来ました。 今期第1号のワラサを無事タモに納めていると隣の大艫の釣り人にもワラサが釣れて、それをタモですくってあげました。 自分のワラサをク-ラ-に入れて、直ぐに仕掛けを入れて、次の魚を釣りたいのですが、今度は左隣の人とその左および船の左舷側の釣り人4人の仕掛けが絡まって、私の前に上がってきました。 これを解いてしまわないと私の仕掛けを投入できません。 やっとの思いでオマツリを片付け、投入すると2尾目の魚信が来ました。 電動リ-ルのドラッグを効かせ、やりとりしながら2尾目を海面に浮かせたのですが、タモの人と呼吸が合わず、タモになかなか入らなくてハラハラです。
7時過ぎに4尾目を釣った頃から釣れなくなり、周りの船も静かになりました。 今日は、9時が干潮の中潮ですから魚の食いも一服です。 船長が船を移動してもアタリが出ず、9時近くなったので、ハリスを4号6Mチモト赤FPに換えて下ろすと直ぐにアタリが有り、ドラッグから糸がどんどん出ていきます。 細ハリスなので無理は禁物と55Mまで道糸が20M出たあたりからゆっくり取り込みにはいります。 巻いては出て、巻いては出てを繰り返しながらやっと残り5Mで、海中のビシが見えた時にフッと軽くなりました。 あれ?真鯛かと一瞬魚が浮いてくるのを想像したのですが、ハリス切れでした。 痛恨のバラシ! この後、強い日差しのせいか、疲れを感じたので、10時頃からデッキで休憩し、11時近くなってシマアジバケを付けた6号2本針で再開することにしました。
コマセを振って、底から10M巻き上げ、竿受けに竿を置いたら、突然竿先が突っ込み、リ-ルが逆回転し始めたのです。 これを慎重に取り込んで確認したら、枝針のシマアジバケを咥えていました。 この後、更に1尾追加して、これで娘にも送ってやることができます。 結局この日、私が船の竿頭となり、またまたサンスポのネット版に名前が載ることになりました。