健康増進と呼吸法
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昨日放映の「ためしてガッテン」、恐怖の脳・骨・心臓ボロボロ病を見て、その原因がマイクロファ-ジの増殖で呼び込まれる[TNF-アルファ-]だと知りました。
この悪魔物質の暴走を抑えるのに有効な方法として、秋田病院の理学療法士が指導して効果をあげていたのが、呼吸法の改善です。
胸に入っている空気を先ず吐き、それから新鮮な空気を取り込むことで、健康を増進します。
①呼吸筋ストレッチ 片手を頭に置き、その肘を天井に高く上げることで空気を吐きます。 これを左右の手を入れ替えて行います。
②足の筋力トレ-ニング イスに座って足を組み、下の足を上に、上の足を下に押し付けるようにして行う筋トレ
③海女さんが磯笛と呼ぶ呼吸法で、口を狭めて呼吸を行う
以上を毎日行うことで肺気腫が改善され、登山もできるようになった症例が紹介された。
そして最近、よく耳にするのが、美木良介氏の推奨する[ロングブレス]です。 強い呼吸、長い呼吸で体を鍛える方法です。
簡単に紹介すると、お尻をエクボが出るまで締めて爪先立ちし、次に踵を下げて踵に体重の90%を乗せて体を真っ直ぐにして、両手を上にあげながら3秒で息を吸って、7秒で吐く呼吸法です。
この時、全身に力を込めて行うのがポイントです。 これを5回1セットにして、毎日3~5セットを行うとダイエット出来て、見事な腹筋になります。
また、腹と背中がくっ付くイメ-ジで、丹田と背中を押しながら3秒で吸い、7秒で吐く呼吸法で、腹横筋を自前のコルセットにする方法も紹介されています。
この呼吸法を繰り返すうちに上体がほぐれて末梢血管が拡張し、血流が改善されて体の中から温かくなります。
呼気を長くすると副交感神経が優位となって血圧が下がり、脈拍も遅くなりリラックスできます。
また深い呼吸で横隔膜の上下振幅が大きくなるとその刺激が脳内神経を安定させる。 呼吸法に習熟すると心を平穏にさせる脳内物質、セロトニンを合成する神経も活性化されるそうです。 日経へルスより
昔から武道でも呼吸法の重要性が伝えられていますので、もう一度これらの呼吸法を勉強する必要があると感じました。