御前崎の大鯛
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2010年の初釣りは、日立久慈港へ大ヒラメを狙って釣り行したが、船中誰にもアタリが無く、全員撃沈。 12月のヒラメ釣りは、二度とも竿頭となり、自信を持って臨んだのですが、自然相手の釣りは、やはり思うようには運びません。
今年二度目の釣行は、若船長から「大漁で、ぜひ70cmオ-バ-のマダイを!」と賀状を頂いた、御前崎の博栄丸にしました。
行くと、40cm近いイサキやらシマアジやらサワラやら御前崎の海の豊穣さを実感できる釣果が得られるので、楽しみです。 しかし、大鯛にはなかなか巡り会えず、「釣りたいね!」と気持ちを伝えたら、賀状の返事でした。
当日は、6名と客もすくなく、左右各3名に分かれての釣りとなるはずでしたが、御夫婦が一緒に左舷に行ったので、私は右舷のミヨシに席を取りました。 隣の胴の間は、大船長。 私の読みでは、今日は西風で、下げ潮となるので、右舷ミヨシが潮上で最も不利。
但し、誰とも竿が離れているので、オマツリの心配が少なく、自由度があると判断しました。 若船長の指示は、ハリス4号10Mの2本針。 私は、不利な潮上を緩和するため、8号6M、6号6M、4号3Mのテ-パ-仕掛け。 親針は、カツイチの赤マダイ10号に赤FP,枝針は、モリゲンの超人マダイ9号のKムラを装着。
7時に有名なポイント[東海根]で投入の合図があり、15Mの仕掛けを投入すると直ぐにアタリがありました。 上げてみると40cm強の美しいマダイが枝針に来ていました。
コマセの沖アミを詰めて、再投入すると今度は50cm弱のイナダが釣れました。 少し引きが強いので、2kg位の鯛を想像していたのですが、残念。
飲み込まれていた針を外すのに手間取り、再投入してみるとコツンと小さくアタリがでました。 30cm超のイサキです。 仕掛けを入れると直ぐにアタリがあり、忙しくて、未だ次の準備ができていません。 せっかく大船長から2本竿を出しても良いとお許しを頂いたのですから、置き竿と手持ちシャクリの両方を試したいと思います。
1時間近くが経って、2本目の竿を準備しているとき、アルゴス3.6Mの竿が魚信を伝えています。 急いで合わせを入れると、魚が走り出しました。 ドラグが滑り、15Mほど糸が出て、少し走りが収まったところで巻き、また走り、巻きの一進一退をして、残り20Mでまた猛然と走り出しました。 船長は、ワラサかサワラだと思ったようですが、重厚な引きは青物とは違う気がしました。
そして、天秤を手に取ると海中から白い魚体がゆっくりと浮上してきました。 船長の検量で、5.5kg 75cmの大鯛です。 正に賀状に書いてあった、70cmオ-バ-のもの。
昔、金洲で釣った78cm 6.6kgに次ぐ、記録物で、久しぶりに感激しました。 この鯛は、記念に娘の嫁入り先に送ってやることにして、自分の食べる鯛を釣る事に専念したのですが、これ以降はアタリが遠のいてしまい、全釣果は、鯛3、イサキ4、イナダ2、アジ1でした。