一つテンヤ真鯛は面白い!
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泳がせ釣りやコマセ使用の真鯛釣りをずっとやっていたが、一つテンヤ真鯛は難しいのではと躊躇し、やりませんでした。
しかし、新しいことに挑戦しないと老化が進むと考え、参入したのが1年前。 釣り道具も各社の改良が進み、この釣りで使い勝手の良い品が安く販売されていました。 シマノの炎月BB225HとSS255MHの竿を買い、リ-ルはダイワのカルディア紅牙を2つ買いました。 糸は、PE0.8号を巻き、早速、飯岡の三次郎丸で初挑戦して30cm台の真鯛を釣って、テンヤ真鯛に入門した次第です。 その後、東京湾の野毛屋、大原の勝晃丸と各地のテンヤ真鯛に行きましたが、最大51~53cmの真鯛で60cm以上の良型に出会うことは、ありませんでした。 釣行回数もツ抜けしておらず、当たり前と言えます。 そんな時、【真鯛ゲ-ム】としては、鯛ラバも面白そうだとダイワの紅牙69MHBの竿を買い、リ-ルはシマノのエンゲツCTを買って、餌無しの波動で鯛を釣る鯛ラバもやってみようと思ったのです。
2017年最初の釣行! 真鯛10尾。最大61cm、3.5㎏。50cmクラス2尾、30cm前後7尾。花鯛2尾、ワラサ61cm1尾、カナガシラ1尾。
そして行った茨城の一つテンヤ真鯛10回目は、楽しい釣りとなりました。 港に着くと気温-4℃。防寒着を着てホッカイロをしていても寒いです。手袋を脱ぐと指がかじかみ、おもうように動きません。 出港すると冷たい空気が海面に触れて、湯気のように立ち上っています。
30分走ってポイントに到着し、炎月SS255MHにグロ-8号のテンヤの針に海老を付けて投入するとアタリが有り、大きくアワセを入れたら魚が走り出し、リ-ルから勢い良く糸が出ていきます。巻いても巻いても糸が出て、水深50mでやりとりしながら最長90mは出ていた糸を35分かけて残り15mとなり、もう直ぐ魚が見えると思ったときに別の二人の仕掛けと絡み、糸がクロスした所で魚に引き込まれ、プッツリ切れてしまいました。
しかし、このリ-ルで初めてドラグを長時間使う釣りとなり、右腕が疲れましたが、楽しいものでした。 鰤か別の魚か青物ですが、やはり逃したのは残念です。
切られたリ-ルの道糸に先糸としてフロロカーボン2.5号を5m結び、赤金の8号テンヤを結んで釣っているとまたも強烈な引き、先ほど船長からドラグ設定が弱いのではと指摘されていたので、少し締めています。 やりとりしながら20m位糸を巻き取った時にゴンと強く引き込み、切れてしまいました。 今度は、ドラグ設定が強すぎたのです。 他の釣り人には、真鯛や良型のメバルが釣れています。 時間節約のため、竿を替えて炎月BB225Hにして、赤金10号のテンヤに大きな海老を付けて釣ったのが、50cmオ-バ-の真鯛です。
そして更に大きな海老を付け、タナを変えようと底から10m上げた時、突然竿先を止めたのが、この日最大の3.5kgの真鯛です。 大切に慎重にやりとりし、タモに収まった時は感動しました。 一つテンヤ仕掛けで初めての大鯛です。 その後もワラサや小鯛を釣り、10時半過ぎには、一時雪のチラつく天気となりました。十分な数の鯛を釣り、餌の海老が少なくなったので、無くなったら止めるかとも思ったのですが、今度買った鯛ラバの道具を試すことにしました。
佐々木洋三氏が鯛ラバで釣るのを見ているといとも簡単に良型真鯛を釣ります。 鯛ラバが作る波動で鯛が喰うようですが、理屈が判っても不思議な気がしています。 DVDでのレクチャーを参考にしてやってみました。 竿先に何の変化も起こりません。 やり方が悪いか鯛ラバが悪いかです。 魚は、今日は居ます。 鯛ラバを赤系のネクタイのものに替えてみると竿先がもぞもぞしました。 「来た!」とアワセをくれたのですが、竿は空を切り、針に掛かりません。 竿が柔らかいのとドラグで針掛かりしなかったのです。 今度こそと底からの巻き上げをS-2位でゆっくりと巻き、5mくらい上げた時、もぞもぞが来ました。 スプ-ルを押さえて、大きくアワセると竿先が止まり、突然ガクガクと魚のアタリです。ドラグを効かせながらやりとりして上がったのが、50cmのマダイです。 鯛ラバ釣りに初めて成功した瞬間です。 もう魚は要らないのですが、練習に最後にもう一度やってみました。 同じタナで釣れたのが、カナガシラでした。 沖上りの時間も近づいたので、これで止めて、帰り支度を始めました。
今日は、大漁です! マダイ10尾、花鯛2尾、ワラサ1尾、カナガシラ1尾
次回の釣行は、大ヒラメ狙いの大洗です。 運良く仕留めることができるか?