Jr.ゴルファ-検定会に参加!

Jr.ゴルファ-検定会に参加!

ゴルファ-人口が減り、ゴルフ場の閉鎖が続く中、将来を担うジュニアゴルファ-の育成が業界の責務となっております。

日本ゴルフ協会をはじめとするPGA・LPGA・JGTO等ゴルフ10団体が、JGC[日本ジュニアゴルファ-育成協議会]を結成し、ジュニアの育成に勤めています。 しかし、何も知らないジュニアが一人前のゴルファ-になるには、スキル面の上達に加え、ゴルフ用語の知識を含めル-ルとマナ-を身に付ける必要がなり、かなりの道のりがあります。 また、ゴルフに触れる機会を考えてみるとジュニアが通学の帰り道にゴルフ場に寄れる子供は、非常に稀で、その機会を提供できるのは住まいに近いゴルフ練習場と言えます。

このような事情から公益社団法人「全日本ゴルフ練習場連盟」(JGRA)が、ジュニアゴルファ-検定制度を発足させ、10年前から各地で検定会を開催しています。 JGCやJGRAのジュニアに対する活動は、ト-ナメントのイベントで見ることは有っても詳しいことを知りませんでした。 私もコモゴルファ-ズアカデミーから依頼があり、ジュニアゴルファ-検定制度を知って、その活動に協力することにしました。

シニアゴルファ-の皆さん! ジュニアゴルファ-の育成に協力してゴルフに恩返ししませんか?

1.ジュニアゴルファ-検定制度の動向 2015年3月31日現在

認定事業者数 90社、実技取得者数 1745名、検定会開催数 659回、検定員数 313名、準検定員数 76名

2.検定制度の内容

より多くの子供たちがゴルフを始め、学び、楽しんでもらうための検定制度を実施しています。この制度を通じて技術の向上、正しいゴルフ規則の習得を目指すとともに、参加者が社会性、自己啓発、自己管理能力を養い、生きる力を身につけてもらいます。 検定は検定基準に照らし、自分の実力に応じた実技テストとぺ-パ-テストを全国の認定練習場で開催しています。 また、JGRA主催の検定会では、日立3ツア-ズチャンピオンシップなどのプロゴルフト-ナメント会場で毎年実施しています。

3.検定員登録の案内

JGRA加盟事業場の代表者または代表者の推挙する所属員。その他、ジュニア育成に関われている人。

問い合わせ先 電話03-5772-3821、メ-ル:jgra@gol.com

4.検定基準

全体を実技とぺ-パ-テストで、A・B・C・Dの4ランク、12級に分け、その子の上達に応じて練習場やゴルフコ-スで受験できます。実例を挙げるとDランク=ほとんど経験したことがない子(10~12級)、Cランク=定期的に練習場で練習している子(7~9級)、Bランク=ラウンドしたことがある子(4~6級)、Aランク=スコアをつけてラウンド可能な子(1~3級)

 

このJGRAジュニアゴルファ-検定制度検定員となるため、JGRAの原宿本部に行き、講習会を受けました。

 

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受講後、頂いた修了証。

 

 

 

 

 

 

そして初仕事は、12月11日グリッサンドGCでの日立3ツア-ズチャンピオンシップ2016で開催された検定会での検定です。

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7時前に現地入り

 

 

 

 

 

 

7時にミ-ティングがあり、8時に参加者とオ-プニング。この日は、天候は晴れですが気温-2~9℃と寒い日でした。

 

 

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受付の様子、この後オ-プニング

 

 

 

 

 

 

 

 

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常盤トレ-ナ-の指導で、まずウォ-ミングアップ。

体をほぐしてから練習場でショット練習。

 

 

 

 

 

 

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ドライビングレンジ

ショット練習後、実際に15番H→18番H→15番Hとプレ-する検定の開始です。

 

 

 

 

 

 

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15番ホ-ル 右が池のジュニアにはプレッシャーがあるホ-ル

 

 

 

 

 

 

 

 

検定員は、1組3~4人のジュニアを担当し、各受験者の実技を見ながらスコアを確認すると同時にル-ルの知識、社会性、自己啓発、自己管理などについて観察し、所見を検定シ-トに記入します。

 

検定終了後、受付場所に戻ってオ-プニングセレモニー。 ペーパ-テストを実施して、終了後保護者に引き渡し。

2時に再度テントに集合し、ジュニアはト-ナメントの最終ホ-ルに設けられた特別席に移動して、各プロのショットを目の前で見てもらいます。

 

 

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ジュニア向けイベントとしてJGCが開催したパタ-ゴルフ。

 

 

 

 

 

 

JGTO・PGA・LPGAのチャンピオンシップは、今回JGTOの圧勝だったが、風を計算し池越えの第2打をピンに絡めようと打ってくるプロのショットは、ジュニアにもインパクトを与えたと思う。

検定員としての感想は、事前に何をどうすべきか十分考えて行動したつもりだったが、最初のホ-ルが難しいためジュニアのほとんどが大叩きで、ホ-ルアウトに時間を要したことやゴルフを前向きに楽しんでもらおうと思っていながら充分には伝えられなかったことなど反省点が残った。