今年の夜アナゴ釣り
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大震災で海底の状況が変わったのかと思えるほど今年のアナゴは不漁です。 全国の水揚げ量も1/3減っているようですが、東京湾のアナゴ釣りは壊滅的!
トップが例年なら50尾を越える日が何日かあるのですが、今年は10尾に届かない日がほとんどです。 それでも美味しい江戸前のアナゴを心待ちにしている家族のために、なんとか人数分のアナゴを取りたいと出漁するのですが、4尾釣れたのは1回。 2尾、0尾と散々な結果です。
そして7/10 船宿一番の名手Sさんが、21尾を釣った知らせを聞き、今日こそ私も5尾、いやあわ良くばツ抜けもと7/13 気合を入れて行徳大城屋に向かいました。 船宿に着くと今日は常連客が集まり、総勢8人で出船です。 南風が10M吹いていますが、常連の話ではいつも夜は風が止まるとの事、皆さん気合が入っています。
今日は、下げ潮だから前の席が良いと考えたのですが、既に先客があったので、右舷艫に席を取り、出発です。
小一時間掛けてポイントの盤洲に着くと、ちょうど太陽が海に沈むところでした。
東京湾横断道アクアラインとウミホタル
アナゴ釣りは、約2時間から2時間半の勝負ですから、精神を集中して釣ります。 6時半に開始したのですが、しかしアタリが来ません。 7時に置き竿がモゾッとし、慌てて合わせをくれたのですが、間に合いませんでした。 それから15分ほどした時に、左手に持っていた竿の糸がフケたので、竿を立てるとアナゴです。 強烈な締め込みをかわしながら上げると50cmの良型のアナゴが取れました。 それが船中第1号で、右舷に陣取った常連、N氏・M氏・S氏・H氏にアタリが来ません。
左艫の川越から来た夫婦にアタリがあり、40cmを1尾釣ったのみで、常連には誰にもアタリが有りません。 船長も場所換えを数度行い、なんとか釣らせようとするのですが、8時を廻っても右舷では誰も釣れないのです。 フィフティ-クラブ(50尾以上釣った名人の集まり)の名手が3人揃って誰も釣れないのです。 8時半を過ぎてやっとN氏が小型アナゴを釣りましたが、3人には最後まで釣れませんでした。 私に8時過ぎ、コンとアタリが有り、思い切り竿を上げて合わせたのですが、根掛かりのような重量感でこれは大物だと直感したアタリがありました。 しかし、糸を巻き始めるとバレてしまい、針掛かりしていませんでした。
結局、この日は、左舷艫の2尾がトップで、9時過ぎに沖上がりとなり残念な結果となりました。 梅雨も9日に明けており、今年のアナゴ釣りはもう直ぐ終了です。 天候が許せは、7/18が最終日となるので、再度挑戦するつもりです。